逃がした魚は大きかった…

昨日の宣言通り、寄り付きでこれまで急激に株価が上昇した2銘柄を売却したところ、そのうち1銘柄はこれまで以上の上昇を見せて、引けの時点で+9%になっていました。。。

ああ、やってしまったな。と反省しています。全体的には+0.1%とギリギリ+を確保できました。日経225は+1.04%、TOPIXは0.35%、小型株は0.39%だったので、0.4%くらいの上昇は欲しかったところです。

さて、逃がした魚が大きかったことの反省点として、今日はお勉強をしたいと思います。ボリンジャーバンドについてです。米国人投資家のジョン・ボリンジャーさんが考案したもので、相場の振れ幅を投資判断の指標にする方法になります。標準偏差を使った表し方をしており、σ、2σ、3σの線が引かれることが一般的かなと思います。統計学ではσは68%、2σは95%、3σは99.7%になるので、3σ以内に入る確率はほぼ100%ということになります。ちょっと前までは3σ以内がほぼ100%なので、ここから外れたら異常、持っている銘柄は高値で3σから外れたら売った方が良いということだな!と思っていましたが、実は逆で保有し続ける方が良いそうな。なんで?異常に買われすぎの状態なんだから売った方が良くない?と思っていましたが、実は+3σから外れるということは市場の状況が変わった、好転する材料が発生したということになります。逆に3σ内に収まっている時は何も無いときで、投資家さんたちの判断が十人十色の状態ということになります。

今回私が逃した銘柄も昨日時点で+3σを振り切っており、上記の考え方に基づいた場合は売り判断にはならなかったですね。ただし、「今回は」の可能性があるので、もう少し注意深く当てはまるか見ていきたいと思います。

さて、次にどう生かすかということですが、まずは+3σを超えたものは持ち続けよう!ということは考えるとして、-3σを下回ったら売ろう!ということも考えねばなりません。

-3σを下回るということは悪材料が出たということになりますね。今の相場はかなり怖い相場だと思っていて、日経平均もどんどん上がっています。コロナで業績が悪化しているのにも関わらずですよ?緊急事態宣言も発令されていて、経済の回復は遅れる方向になるはずですし。急落がいつか起きると思っていますので、その際の売りの指標として使えるか、時間を見つけて去年2,3月の状況を振り返りたいと思います。

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