老後のために2000万円貯める

もう聞き飽きた話になりますが、老後2000万円問題についてです。65歳で定年を迎えた後、年金だけでは5.5万円ほど足りず、30年生きた場合は約2000万円かかるという話です。

今回は30年で2000万円を貯める場合のシミュレーションをしてみようと思います。条件として、家族構成は夫婦2人と子供1人(5歳)としましょう。

子供はこれから小学校、中学校、高校、大学と進学していきますので、教育費がかかってきますね。その間一定額を貯めていくことは難しいと思います。よって、貯められるときにがっつり、厳しいときは少しずつという無理のないプランが必要です。

教育費は概略以下になるそうです。情報は文部省「子供の学習費調査」「国立大学と私立大学の授業料等の推移」からになります。

公立小学校:年間 32万円 (月額 2.7万円)

公立中学校:年間 49万円 (月額 4.1万円)

公立高校 :年間 46万円 (月額 3.8万円)

国立大学 :年間 55万円 (月額 4.6万円)

上記より、小学校に入った後は貯蓄額を-3万円、中学校以降はさらに-1万円としたら無理が無くなりそうですね。卒業したらマイナス分を戻していきます。

金利は4%と仮定して30年間運用、2000万円を目指す場合を計算すると、初期貯蓄額(投資額)は5.5万円になりました。投資額は総額で960万円になります。

ちなみに2000万円あれば毎年80万円、月6.7万円(税込みなら5.3万円程度)ほどの利益が得られますので、老後の資金不足5.5万円はほぼ確保でき、永遠にお金の心配はいらなくなる見込みです。2000万円いらないかもしれませんね。

話がそれましたが、毎月5.5万円貯められるかを考えてみます。夫婦+子供の場合、生活費はおよそ32万程度かかる見込みです。+5.5万円では年間450万円の手取り、支給額570万くらいは必要そうですね(適当な計算なので、ご容赦を・・・)。

40代の平均年収は下記より460万くらいです。厳しい世の中になりそうですね。

あなたの年収は平均以上?気になる40代の平均年収を調べてみた。 - リクナビNEXTジャーナル
EXCERPT: 40代の年収は、職種や学歴、雇用形態といった属性による違いで、どのような特徴があるのでしょうか。40代の平均年収についてまとめました。

あとは生活費を削るしかないですね。おおよそ25万円での生活が必要になります。月額で7万円削る方法・・・少しずつ達成していきたいと思います。

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